当社は、持続可能な社会の実現と中期的な企業価値の向上に向けて、以下の通りサステナビリティ基本方針を策定し、2022年3月25日開催の取締役会において決議致しました。
私たちは、「個人の尊重」、「存在意義のある会社」、「共存共栄」、「社会への貢献」という4つの柱で構成された経営理念に基づき、トータル・モーション・コントロールを提供する技術・技能集団として、社会をより良くするための技術革新に貢献することで、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指します。
当社は、2020年に創立50周年を迎えました。
これまでの歩みを振り返りますと、1980年代に自動車の生産ラインに溶接・塗装用にロボットが使われるようになったことから、産業用ロボット向けに減速機の売上が増加し、1990年代以降はITの普及に伴い、半導体製造装置向けやフラットパネルディスプレイ製造装置向けの売上が増加するなど、当社グループ製品の用途拡大と社会の技術革新は密接な関係にあります。現在は先進医療、協働ロボット、サービスロボット、航空宇宙、モビリティ向けなどにも当社グループの製品が多く使われております。
このように、当社グループは、社会が抱える課題を解決するための技術革新に製品が採用されることで成長して参りました。
また、「経営理念」に基づき、法令の遵守、倫理的な事業活動の徹底、社員及びその家族、お客様、株主様・投資家様、お取引先様、地域社会など様々なステークホルダーの皆様との調和を図ることを目的に、環境・社会・ガバナンスにも取り組んで参りました。
今後も持続可能な社会の実現と、中長期的な企業価値の向上を目指して参ります。
株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ(当社)は、公正かつ適法な競争による企業活動を通して利益を追求し、社会との調和を図る。
2013年6月21日
株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ
代表取締役社長 長井啓