地域コミュニティ

Initiatives on Behalf of Society

方針・基本的な考え方

当社グループは、当社グループを支えてくださる社員、株主、お客様、取引先、地域社会などと共存共栄し、当社グループの企業活動が広く社会の向上と属する地域社会の環境や質の向上に役立つ企業を目指すことを「経営理念」の中に置いております。

取り組み

当社グループには、トータル・モーション・コントロールを提供する技術・技能集団として、新しい発想で未来の技術を切り拓いていく使命があります。その際に技術開発に携わる者に求められるのはモノづくりへの情熱と独創的なアイデアを生む感性です。
ハーモニック・ドライブ・システムズは、2020年に創立50周年を迎えました。そしてその間、様々な文化活動を通じてモノづくりに求められる感性を磨いてまいりました。
その中には、創立10周年を記念してスタートしたクラシック音楽のコンサート「ハーモニックコンサート」、海外の第一線で活躍するエンジニアとの対話の中で最新の技術動向を探る「国際シンポジウム」、各界の専門家が教育、経済、ビジネスなどタイムリーなテーマで講演する「ハーモニック講演会」などがあります。
どれも、当社グループの工場がある長野県安曇野市、松本市に感謝の気持ちを込めて現地で開催しております。

2012年1月4日、長年に渡りハーモニックコンサートの収益金を小・中学校の図書購入費として寄贈した功績により、安曇野市より「平成23年度安曇野市功労表彰者」として表彰されました。

また、2014年1月6日、昭和55年よりハーモニックコンサートを開催し、社会教育活動の推進に貢献した功績により、「平成25年度 安曇野市功労表彰式」にて安曇野市から表彰されました。

ハーモニックコンサート

ハーモニック・ドライブ・システムズの創立10周年を記念してスタートしたクラシックコンサートです。コンサートの収益金は、小・中学校の図書購入費として、安曇野市に寄贈されます。

過去のコンサート一覧(第1回~第34回)

 

1980年11月22日に当社創立10周年を記念して始めたクラシックの音楽会「ハーモニックコンサート」は、2018年6月2日開催の第35回目より公益財団法人ハーモニック伊藤財団が主催することになりました。コンサートの収益金は引き続き 公益財団法人ハーモニック伊藤財団より、小・中学校の図書購入費として安曇野市へ全額寄贈致します。
株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズは今後も協賛のかたちでハーモニックコンサートを全面的に支援して参ります。

※第35回目以降は公益財団法人ハーモニック伊藤財団のWEBサイトをご覧下さい。

回数 演奏者(敬称略)・演奏内容
第34回 辛島 輝治(ピアノ)、岸邉 百百雄(ヴァイオリン)、河野 文昭(チェロ)コンサート
第33回 徳永 二男(ヴァイオリン)、林 絵里(ピアノ)コンサート
第32回 安曇野市制施行10周年記念 藤村佑子(ピアノ)コンサート
第31回 フランクフルト放送交響楽団メンバーによるフランクフルト室内合奏団日本公演
第30回 徳永 二男(ヴァイオリン)、林 絵里(ピアノ)コンサート
第29回 岸邉 百百雄(ヴァイオリン)、阿部 裕之(ピアノ)コンサート
第28回 創立40周年特別公演 白井光子(メゾソプラノ)、ハルトムート・ヘル(ピアノ)コンサート
 第27回 徳永 二男(バイオリン)、林 絵里(ピアノ)コンサート
 第26回 イェルク・デームス(ピアノ)、吉江 忠男(バリトン)コンサート 
 第25回 大野 総一郎(ホルン)、本庄 玲子(ピアノ)、樫本 大進(ヴァイオリン)コンサート 
 第24回 徳永 二男(バイオリン)、小森谷 裕子(ピアノ)コンサート
 第23回 藤村 佑子ピアノリサイタル 
 第22回 辛島 輝治(ピアノ)、神田 寛明(フルート)、広田 智之(オーボエ)、磯部 周平(クラリネット)、岡崎 耕治(ファゴット)、大野 総一郎(ホルン)コンサート
 第21回 白井 光子(メゾソプラノ)、クリストフ・プレガルディエン(テノール)、ハルトムート・ヘル(ピアノ)
〔フーゴー ヴォルフ死後100周年 インターナショナル フーゴー ヴォルフアカデミー 協会シュトゥットガルト ドイツとの協賛〕
 
 第20回 徳永 二男(バイオリン)、上村 昇(チェロ)、練木 繁夫(ピアノ)コンサート 
 第19回 辛島 輝治(ピアノ)、大野 総一郎(ホルン)、広田 智之(オーボエ)、高橋 知己(オーボエ)、岡崎 耕治(ファゴット)コンサート 
 第18回 創立30周年記念ハーモニックコンサート
白井 光子(メゾソプラノ)、クリストフ・プレガルディエン(テノール)、ハルトムート・ヘル(ピアノ) 
 第17回 藤村 佑子ピアノリサイタル 
 第16回 徳永 二男(バイオリン)、練木 繁夫(ピアノ)コンサート  
 第15回 辛島 輝治(ピアノ)、菅野 博文(チェロ)、漆原 啓子(バイオリン)コンサート  
 第14回 大野 総一郎(ホルン)、徳永 二男(バイオリン)、伊藤 恵(ピアノ)コンサート 
 第13回 創立25周年記念ハーモニックコンサート
白井 光子(メゾソプラノ)、ハルトムート・ヘル(ピアノ)デュオコンサート 
 第12回 藤村 佑子ピアノリサイタル 
 第11回 吉江 忠男(バリトン)、峯村 操(ピアノ)コンサート  
 第10回 創立20周年記念ハーモニックコンサート
白井 光子(メゾソプラノ)、ハルトムート・ヘル(ピアノ)、タベア・ツィマーマン(ヴィオラ)、エドゥアルト・ブルンナー(クラリネット) 
 第9回 安永 徹(バイオリン)、市野 あゆみ(ピアノ)コンサート 
 第8回 吉江 忠男(バリトン)、ミヒャエル・ゲース(ピアノ)コンサート  
 第7回 藤村 佑子ピアノリサイタル 
 第6回 白井 光子(メゾソプラノ)、ハルトムート・ヘル(ピアノ)デュオコンサート 
 第5回 創立15周年記念ハーモニックコンサート
岩城宏之打楽器コンサート 
 
 第4回 白井 光子(メゾソプラノ)、ハルトムート・ヘル(ピアノ)デュオコンサート 
 第3回 豊田 耕児(バイオリン)、豊田 元子(ピアノ)コンサート 
 第2回 藤村 佑子ピアノリサイタル 
 第1回 中山 洋子メゾソプラノリサイタル 

ハーモニック講演会

毎年、各界の専門家に教育、経済、ビジネスなどのタイムリーなテーマで講演していただき、無料で開催しております。
なお、2011年は東日本大震災の影響を考慮し、開催を見送りました。

過去の講演会 一覧(第1回~第19回)

各界の専門家を招いて毎年、長野県松本市のホテルブエナビスタにて開催している講演会。2018年の第19回目までは理事長の伊藤光昌が代表を務めている株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズにて開催しておりましたが、2019年の第20回より公益財団法人ハーモニック伊藤財団が主催することになりました。
株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズは今後も協賛のかたちでハーモニック講演会を全面的に支援して参ります。

※第20回目以降は公益財団法人ハーモニック伊藤財団のWEBサイトをご覧下さい。

回数 講演者(敬称略)/ 講演内容
 第19回
堺屋 太一(作家・経済評論家)
「昭和・平成から次の時代へ『楽しい日本』を創ろう」
 第18回 岸 惠子(女優・作家)
「〜愛のかたち〜」
 第17回  小泉 純一郎(元内閣総理⼤⾂)
「⽇本の歩むべき道」
 第16回 柳井 俊二(元駐米大使)
「東アジアの変貌と日本の安全保障」
 第15回 C・W・ニコル(作家・ナチュラリスト)
人と自然のハーモニー
 第14回 ジェラルド・カーティス(コロンビア大学政治学教授)
「激動するアジアの中の日米関係」
 第13回  浜 矩子(同志社大学大学院ビジネス研究科教授)
「グローバルジャングルの次の展開 世界と日本はこれからどうなる?」
 第12回 渡邉 剛(理学博士・東北大学名誉教授)
「学ぶ喜び、伝える勇気」別ウィンドウでリンクを開きます。
 第11回 三浦 朱門(日本芸術院 院長)
「アジアの中の日本」
 第10回  櫻井 よしこ(ジャーナリスト)
「教育が拓く未来」
 第9回 安田 暎胤(薬師寺管主)
「まほろばを求めて」
 第8回 植草 一秀(早稲田大学大学院公共経営研究科教授)
「日本経済再生への道」
 第7回
阿川 弘之(作家)
「日本人とユーモア」
 第6回 唐津 一(東海大学教授)
「『ものづくり』こそが日本を救う」
 第5回 創立30周年記念ハーモニック講演会
宮本 輝(作家)
「シルクロード6,700kmの旅」
 第4回 小平 桂一(国立天文台 台長)
「動き始めたすばる望遠鏡」
 第3回 槇 文彦(元東京大学教授・(株)槇総合計画事務所代表取締役)
「空間の演出、風景の構築」
 第2回 西澤 潤一(前東北大学総長)
「創造技術とは」
 第1回 宮本 輝(作家)
「旅から得るもの」

 

  ※ ハーモニック講演会は、2019年より、公益財団法人ハーモニック伊藤財団主催、当社共賛で開催しております。

 


TRIAD IIDA-KAN

2002年に竣工した、戦後の日本を代表する独創的な彫刻家のひとりである飯田善國(いいだ よしくに)の作品を展示する美術ギャラリーです。
当社は、最高精度の追求だけでなく、その先にある真の技術を求めるときには、そこに強い意志と豊かな感性が不可欠であると考えております。技術開発に携わる者がいつでも、こうした強い意志や豊かな感性と出会える場として作ったのがIIDA・KANです。
IIDA・KANは安曇野に点在する美術館を結ぶ「安曇野アートライン」の1つとして、広く一般にも無料公開しております。

来館に際して

穂高工場稼働日の午前10時~午後4時にご来館者に応じて開館いたしますので、お越しの際は、前もってお電話で確認のうえご来館ください。

連絡先 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ 穂高工場
TEL 0263-83-6800

TRIAD

槇総合計画事務所の設計による当社穂高工場敷地内の建築群が2002年に竣工しました。
トータル・モーション・コントロールでさらに高次元の理想を追求するべく生産・測定環境のプロトタイプとなる研究棟「I・K KAN」(名称は弊社の技術的基礎を築いた石川 昌一、亀田 博の頭文字よりとる)、技術開発に携わる者が優れた感性と身近に接するためのギャラリー棟「IIDA・KAN」、「守衛所」の三棟で構成されております。

豊かな穂高の自然に溶け込みつつ、高度な技術的要求を独特のフォルムに包んだこの建築群には、槇 文彦(まき ふみひこ)氏により「TRIAD」(「三つの」を語源とする三副対、三和音などの意)という名称が与えられており、広く世間からも建築物としての芸術性を高く評価されております。

  • 槇 文彦(まき ふみひこ)氏は、代官山ヒルサイドテラスや幕張メッセをはじめ国内外で数多くの名建築を手掛けてきた日本を代表する建築家です。最近では、ニューヨークの国連本部の増築も手掛けております。

その他 地域社会への貢献

地元地域での「出張授業」実施

ハーモニック・ドライブ・システムズでは、地域社会貢献活動と次世代の技術者育成の一環として、長野県内の高等学校・高等専門学校および短期大学を対象とした出張授業を無償にて実施しています。
過去の出張授業実施校
・独立行政法人 国立高等専門学校機構 長野工業高等専門学校
・長野県岡谷工業高等学校
・長野県工科短期大学校

長野工業高等専門学校での授業の様子

長野工業高等専門学校での授業の様子

岡谷工業高等学校での授業の様子

長野県内で出張授業を希望される学校は、下記までお問い合わせください。
出張授業のお問い合わせ先
株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ 広報室
電話:03-6410-8405(平日:9時から17時)
E-mail:corp_comm@hds.co.jp

「私の欲しいロボット」絵画展

ハーモニック・ドライブ・システムズは2010年に創立40周年を迎え、それを記念して2010年9月21日~11月6日に安曇野市の市立小学校6年生を対象とした「私の欲しいロボット」絵画コンテストを開催しました。
11月6日には小学生の皆様を招いて表彰式と展示見学会を行い、受賞された小学生の皆様には当社社長から表彰状が授与されました。
コンテストに出品された絵画はすべて穂高工場に展示されております。

最優秀賞表彰状授与の様子

「私の欲しいロボット」絵画コンテスト
最優秀賞受賞作品

展示見学会の様子

地元地域へのボランティア活動

ハーモニック・ドライブ・システムズでは、環境への取り組みの一環として年に2回、「穂高工場」「有明工場」「松本工場」の3事業所で、地元地域への感謝の気持ちを込めて地域清掃を実施しております。

地域清掃の様子

トルコ南東部 地震被災者への義援金

ハーモニック・ドライブ・システムズは、2023年2月6日にトルコ南東部で発生した地震による被災者の救済に役立てていただくために、1,000万円を特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォームを通して寄付いたしました。
また、本寄付とは別に当社並びにグループ会社の従業員より寄付を募り、義援金100万円を日本赤十字社へ寄付いたしました。

トルコ南東部を震源とする大地震に対する支援について(22.7KB)

ウクライナへの支援

当社グループは、2022年3月にウクライナ国内で発生した軍事行動により被害に見舞われた方への支援を目的として、1,000万円の寄付を国連UNHCR協会(国連難民高等弁務官事務所)に行いました。
その寄付活動に対して、2023年3月25日付にて内閣府から紺綬褒章(こんじゅほうしょう)を授与しました。

紺綬褒章(こんじゅほうしょう)を授与しました

東日本大震災被災地への支援

当社グループは、2011年3月11日に発生した東日本大震災に見舞われた被災者の救済に役立てていただくために、1億5,000万円を義援金として寄付いたしました。

東北地方太平洋沖地震被災地への支援について(22.7KB)

本サイトでは、お客様の利便性向上や閲覧状況の統計的な把握などを目的に、クッキー(Cookie)を使用しています。クッキー(Cookie)についてをご参照のうえ、クッキーの利用に同意していただける場合は「同意する」ボタンをクリックしてください。

同意する