私たちハーモニック・ドライブ・システムズは、2020年11月に創立50周年を迎えることができました。
当社の歴史はC.ウォルトン・マッサーが1955年に出願した特許をもとに、今日のハーモニックドライブ®製品群の形に進化させてきた会社の総力の歴史でもあります。これからはこの稀有なひとつの発明がどうやって生き延びていくのか、いけるのかが我々にとっても大きな課題といえます。
私たちは、今を次の50年に向けたゼロ歳児からの出発とみなし、当社製品の産業界や社会における役割を今一度見直し、そのうえで今まで以上にQCDSを意識した正しいものづくりに取り組んでまいります。また、『社会における企業の行動』という視点でサステナビリティ・ESGを強化してまいります。これに関する定量的な目標設定もさることながらISO導入後自発的に行われている改善活動のように各人の意識が変わり、草の根運動的にこの意識が社員に植えつけられることがより重要だと考えています。
経営理念の「個人の尊重」「存在意義のある企業」「共存共栄」「社会への貢献」は不変の目標であり、私たちは、この経営理念と経営方針、戦略計画の3つを経営計画としており、これらを通じて、「トータル・モーション・コントロール」を追求してまいります。そして、「持続可能な社会の実現」を目指します。
今後もハーモニック・ドライブ・システムズの歩みにご期待いただくとともに、より一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。