国際情勢の不安定化による資源・原材料価格の高止まりや、為替相場の変動など、世界経済の見通しには一層の不透明感が予想されますが、2024年度の当社グループの事業環境は、労働人口の減少を補うためのロボットをはじめとする自動化投資の拡大、データセンターの拡充および生成AIに必要な先端半導体の需要拡大に伴う設備投資などにより、需要は回復していくものと予想しております。また、お客さまや販売店各社における当社製品の在庫調整も進むことで、期中には受注が回復すると想定しています。
これら事業環境に対応すべく、前中期経営計画(2021~2023年度)にて整備した高い生産能力の維持とサプライチェーン体制の強化による安定した部材調達、ITの積極投資による生産性向上・業務効率改善を一層推し進め、さらなる製品力の向上・コスト低減・リードタイム短縮の向上に取り組んでまいります。
加えて、さらなる企業価値向上を目指し、“「価値創出と変革」への挑戦” をキーワードに2024年度を初年度とする新中期経営計画(2024~2026年度)を策定しました。詳細は、こちらをご参照ください。
株主の皆さまにおかれましては、今後とも倍旧のご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。