INTERVIEW02

大学時代の研究の先に、今も挑んでいます。

S. O.

新卒 / 技術職

2021年度入社 / 数物・電子情報系理工学専攻
製品開発

これまでのキャリア
製品開発2年目(2023年9月時点)

当社への応募のきっかけを教えて下さい。

研究で、ハーモニックドライブ®の精度に
到達できなかったことがきっかけです。

学生時代、遊星歯車減速機とモータを組み合わせたアクチュエータについて、より高精度に制御を行うための研究をしていました。当時の目標はハーモニックドライブ®で、精度面で上回るために研究漬けの毎日でした。研究を進めるほど、ハーモニックドライブ®と同等の精度に達するのは難しいことがはっきりとわかり、その凄さを実感しました。研究では近づけなかったからこそさらなる進化に貢献したいと思い、入社することを決めました。

現在の仕事内容を教えて下さい。

メカトロニクス製品の
新規センサ開発を担当しています。

現在は、ハーモニックドライブ®にモータを組み合わせたメカトロニクス製品を開発する部署に所属しています。私の部署では、ハーモニックドライブ®に最適なモータやその制御を行うドライバーの開発等が行われています。その中でも、私は新規のセンサ開発を行っております。センサと接続するコントローラ間の通信・信号の処理を行うプログラムや、センサ基板の電子回路の設計・開発をしています。特にセンサ部分の精度は重要なので、最大限の性能を発揮できるよう設計を行っています。

現在のお仕事でやりがいを感じる場面を教えてください。

トライ&エラーを繰り返しながら、
新たな発見を積み重ねた時です。

大学時代も電子回路の勉強をしていましたが、イメージと違う部分がありました。例えば、回路の設計は良くても基板のパターンの設計に不備があることにより、ノイズが大きくなる現象が発生してしまうことがあります。大学時代だと問題にはなりませんが、製品としては精度等の面から問題になってきます。原因がつかめない時には上司や電子回路設計に詳しい部署のメンバーに相談してみれば、一緒に考え、どうしたらいいかアドバイスがもらえます。アイデアを試せる自由さと困った時にサポートをもらえる環境のバランスが整っており、技術者としての成長を後押ししてくれています。現在とあるプロジェクトに参加しているのですが、入社して早い段階であるにも関わらず、任せられているのをうれしく感じます。実際に物を作ってみないと分からないこともあり、解決しないといけない課題は多いですが、新しい発見もでき達成感があります。

今後当社で挑戦してみたいことを教えて下さい。

電気系だけではなく
機械系も学んでみたいです。

今後は、アクチュエータの開発にも携わってみたいと考えています。メカトロニクス製品は電気系だけではなく機械系の組み合わせによってできているからこそ、減速機自体の知識も必要だと感じています。学生時代の研究の延長線上として、もっと精度の高い製品を開発してみたいです。

安曇野での生活で良かったことを
教えてください。

関東への交通の便が良く、
私生活も充実しています。

出身は関東ですが、長野県との交通アクセスが良く、自然豊かで空気がきれいなところが気に入っています。車に乗れば時間に縛られることもなく行きたいところにもすぐ行くことができ、のんびりすることができます。あと、ご飯もおいしいです!

 

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