サステナビリティ推進体制
当社グループは、2023年4月1日付で設置したサステナビリティ委員会を中心に、以下の体制でグループ全体のサステナビリティを推進しております。
(1)ガバナンス
当社グループでは、サステナビリティの取り組みを経営上の需要課題と認識し、サステナビリティ委員会を中心とするガバナンス体制を構築するとともに、取締役会による監督を行っております。
①取締役会による監督体制
当社グループのサステナビリティに関するリスク及び機会の監督に対する責任と権限は取締役会が有しております。取締役会は、サステナビリティ委員会で協議・決議された重要事項について報告を受け、サステナビリティに関するリスク及び機会への対応方針や実行計画などについて審議、監督を行います。
②サステナビリティに係る経営者の役割
当社グループのサステナビリティに係る経営判断の最終責任は代表取締役社長が有しております。
③サステナビリティ委員会
当社では、グループ全体のサステナビリティ推進体制を強化するため、グループサステナビリティ全般を推進・統括・管理する組織としてサステナビリティ委員会を2023年4月1日付で設置いたしました。本委員会の委員長は代表取締役社長が務め、メンバーは業務執行取締役で構成されております。開催は四半期ごとの年4回を目途としております。
<サステナビリティ委員会の主な役割>
▸サステナビリティ関連方針・戦略の策定・改定
▸サステナビリティに関する重要課題の特定
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サステナビリティに関する長期目標・KPIの策定・進捗管理
▸サステナビリティ推進活動の企画・報告
▸サステナビリティに関するリスクと機会の特定及び管理
▸取締役会への定期的な報告及び提言・基本方針等の上程
④サステナビリティ推進に係る所管部署
執行役員 サステナビリティ推進室長のもと、サステナビリティ推進室がサステナビリティ委員会の事務局を務めるとともに、当社グループのサステナビリティ全般に係る重要課題やリスクと機会への対応等についてサステナビリティ委員会に提言するとともに、適宜当社各部門並びにグループ会社へ展開し、グループ全体のサステナビリティ活動を推進いたします。
(2)リスク管理
リスクと機会については、経営方針(課題)を受けて、各部門責任者が検討し、各部門のマネジメントプログラムで具体的な活動に結びつけております。
特に、リスクについては、「危機・リスク管理規程」に則り、サステナビリティに係るリスクを特定・評価・対応する体制を構築しております。リスクを「全社リスク」と「業務プロセスのリスク」に分類し、年に1回リスク評価を実施しております。「全社リスク」については経営企画担当執行役員及び経営企画部門が把握・分析・評価を実施しており、「業務プロセスのリスク」については、各部門がリスクを抽出・特定し、内部統制監査室によって短・中・長期の時間軸で発生頻度と損害規模の観点からリスク評価を、法令と人命の観点から方針を決め、それらを合わせて総合リスク評価し、リスクマネジメントを管掌する人事・総務担当執行役員が評価結果をもとに優先順位付けを行ったうえで、代表取締役社長が承認いたします。
各リスクには、法令遵守と人命優先の観点からそれぞれの方針が策定され、部門責任者がリスク管理目標を設定するとともに、リスク内容に応じて回避、受容、低減、移転等を判断し、各リスクに見合った低減活動を実施いたします。その実施状況については、人事・総務担当執行役員が年に1回進捗をレビューし、代表取締役社長がレビューをもとに次年度の方針を示し、各部門に展開しております。