リスクマネジメント
リスク管理と危機発生への基本的な考え方と備え
当社グループでは、事業目的達成を阻害する可能性がある 事象を「リスク」と定義し、天災を含む企業グループ経営に重大な悪影響を及ぼすような事態を「危機」と定義しております。
当社グループは、安全かつ責任ある方法で経営執行上のリスク管理と危機対応に努め、リスク発生による損害と危機発生時の損害を最小化するように継続的に努力するとともに、万一、企業経営上のリスクや危機が発生した場合は、先ず人命と身体に対する被害の回避を最優先したうえで、その後、企業に対する悪影響を最小限に抑える行動をとることを基本的な考えとしております。
また、「行動憲章」の中にその内容を、「行動規範」の中にその具体的な行動基準を定めております。
さらに、危機に対しては「危機管理―危機発生時の行動規範」に従って行動することを定めております。
情報セキュリティの取り組み
当社グループは、情報セキュリティに関する法令、規制及びその他の規範を遵守するため、当社グループで働くすべての人の情報セキュリティへの意識の向上を目的に、情報セキュリティ教育を実施しております。
遵守状況の点検につきましては、年に1 度、調査表を基に確認を実施しております。
危機管理体制について
当社グループは、大規模災害をはじめとした様々な緊急事態発生時に、安全かつ責任ある方法で危機対応に努めるため、「危機管理―危機発生時の行動規範」を制定し、体制の整備に務めております。
また、事業への影響を最小限に抑え、お客様への供給責任を果たすため、米国、ドイツ、韓国の関連会社においても生産体制の強化に取り組み、日本、米国、ドイツ、韓国の4極が連携した生産体制の整備を進めております。