現在のお仕事でやりがいを感じることを
教えて下さい。
失敗要因の分析から多くのものが
得られます。
現在、新しいハーモニックドライブ®を搭載したメカトロニクス製品を新規開発していますが、解決が難しい問題が発生することもあります。製品の評価を行っていた際に、搭載するハーモニックドライブ®が想定とは異なるタイミングで破損してしまったことが一度ありました。壊れる要因は様々な上、電気系に加えて機械系の知識も必要となってくるため、原因がすぐにはつかめませんでした。しかし、ハーモニックドライブ®の開発に携わる社員と話し合いながら考えられる要因を一つひとつ確認することで、原因にたどり着くことができました。「なぜ?」と掘り下げる探究心を持ち続け、原因を突き止められた時にはスッキリしますし、知識も身に付きモチベーションが上がります。学生時代はEVバイクの研究をしており、なぜ失敗したのかを分析していました。その失敗要因の分析が今でも役に立っています。改善の積み重ねで変化が目に見えて分かり、お客様に使われることで最先端の分野に貢献している実感が得られることも、当社の開発の醍醐味だと感じています。
知識、経験を積んだ分だけできることは
増えていきました。
より体系的な知識を得るために、会社の通信教育制度を利用して電気系や技術者として必要なプロセス思考の講座も受講しました。日々の実務から得られる知識だけではなくより幅広い知識を学ぶと、様々な業界のお客様の要求もはっきりと理解することができ、仕事で困ることも減りました。