監査役会
監査役会は常勤監査役2名及び非常勤監査役2名の計4名(うち、2名が社外監査役)で構成されております。監査役は定時株主総会終了後、監査役会において、監査方針・計画・業務分担を決定し、各監査役は「監査役会規則」「監査役監査基準」「内部統制システムに係る実施基準」に従い、取締役・執行役員等の職務執行について監査しております。具体的には、取締役会、執行役員会議、業務革新会議、開発推進会議、関係会社会議、社長監査等の重要な会議を通じて取締役の職務の執行を監査しております。加えて、代表取締役との面談、社外取締役との情報共有化、取締役、執行役員、主要部署の部門長・室長・営業所長、及び国内外の子会社社長等との意見交換、稟議書・与信申請書などの重要書類の閲覧などを実施しております。また、関係会社の監査役とグループ監査役連絡会を企画・開催し、グループ企業間の情報共有、監査職務に係る知見の向上などを主導しております。
内部監査
内部監査につきましては、内部統制監査室がその任にあたっており、室長1名と監査役3名が事前に計画した監査日程に基づき、当社及び子会社に対し、年間を通じて内部監査を実施しております。
加えて、経営企画本部 経営企画・IR室が事務局を務め、社長が各部門責任者の業務執行状況を直接監査する「社長監査」を年2回実施することで、経営計画の進捗やリスクマネジメントの状況等を監視できる体制を構築しております。
会計監査
会計監査につきましては、PwC Japan有限責任監査法人により、監査契約に基づいた厳格な会計監査が行われており、監査結果についての意見交換、改善などの提言を受けております。
なお、2023年度における当社の会計監査業務を執行した公認会計士は、PwC Japan有限責任監査法人東京事務所 指定有限責任社員 業務執行社員 千葉達哉氏並びに同法人東京事務所 指定有限責任社員 櫻井良孝氏であり、当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士2名、日本公認会計士協力準会員1名、及びその他8名であります。
監査役、会計監査人、内部監査部門の連携状況
監査役は、会計監査人と監査計画に関する意見交換を行うとともに監査結果報告を受け、その内容に関する討議並びに監査内容の評価を行うなど、相互の連携を図っております。さらに、監査上の主要な検討事項(KAM/Key Audit Matter)については、PwC Japan有限責任監査法人と協議を行うとともに、その監査の実施状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めております。
また、内部監査については、内部統制監査室がその任にあたっており、室長1名と監査員3名が事前に計画された監査日程に基づき当社及び子会社に対し、年間を通じて内部監査を実施しております。
内部監査によって抽出された事項は、監査結果として社長に報告されるとともに、監査役会へ報告されるデュアル・レポーティングライン体制を敷いております。併せて取締役会への報告を実施しております。また監査のプロセスの中でも、内部統制監査室長は監査役及び会計監査人と都度打ち合わせを実施するなど、内部統制監査室、監査役会及び会計監査人は、相互に情報を共有し、密接な連携を図っております。